みっころ転がり日記

今朝の通勤路で、遠くにうごめく茶色いもの。子猫がいました。立てないくらいの体力なのか、歩道ではなく、車道の端にダラリと横たわって自分の手をなめていました。

拾って病院へ！

と心が言ったのに、「この後ライブだから遅れちゃダメ！」、という頭の指令により、車で通りすぎました。涙が出てくるのを、「今日はお化粧してるからダメ！」という頭の指令で、天井を見てまばたきをし、こらえていました。

もし拾うなら、「この子は育てる」くらいの気持ちがいる、ということを聞いたことがあります。うちのニャン（3匹）に仲間入りできるかしら？とか、私の見間違いで亀の子たわしだったらいいのに。。。と何度も思いましたが、力尽きそうな体力で、それでもなお自分の痛めた手をなめている、つまり、生きようとしている様子が頭から離れませんでした。

昼過ぎにもう一度通った時には、そこにはもういませんでした。ヒドイ想像だけど、もし車にはねられていたら、道路に血がついていたりすると思うので、どなたかが拾ってくださったのかもしれません。

どうか、生きていてくれますように。
後悔はたまにするけど、久しぶりの大がつく後悔でした。心の声を、あなどっちゃいけません。

今年に入ってからポロポロと「夢があるから」とこぼしていたくまちゃんですが、ようやく形となり、始動開始となりました！

東京と大阪、２つの場所で、定期教室を行います。一つは講話、一つは絵手紙教室です。講話では仕事、家庭、病、などなど多岐にわたってお話ししたり、「夢ファイル」というものを使って、夢を現実にしていく種を育てていくそうです。

くまちゃんは、昔っから人から相談や頼みごとを受ける人です。本当に本当に多くの人が、くまちゃんに心を開き、話をしていきます。大した解決策がなくても、話してスッキリしていきます。くまちゃんが、あまりにもしょい込みすぎるので、この人大丈夫かしら、と思ったことも多々あります。でも、それだけ受容の心が大きいということなのかもしれません。

40を越えた今、受容するだけでなく、昇華する手伝いがしたい、と思うのは、とってもくまちゃんらしいと思います。簡単じゃないだろうなあ、と思う「人の心」という分野に、こうやってニコニコ笑顔で立ち向かえるのは、手痛い経験も数限りなくやりつくし、許されるありがたさを何度も味わい、人の相談や頼みごとを子どものときからずっとずっと受け続け、バラバラになった心を何度も拾い集めてはテープやボンドでくっつけ、どうにかこうにか両手で持ちづつけてきたからだと思います。

私自身、くまちゃんの何気ない一言（主に共感してくれる言葉や、思ってなかったのに口に出されるとハっとするような言葉）で、救われたり、考え直すきっかけをもらったりしています。その経験から考えると、今回の「定期教室」は、くまちゃんのそういった力を生かせるのでは、と思います。

最初は、定期受講生を定員制で募集するとのこと。「じっくりみっちり、コースの中で僕がサポートさせていただきたいからです！」と言っておりますので、自分に能力があるかわからない、何もできない、そんな風によく思う方は、一度参加されてみてはいかがでしょうか。

詳しくはこちらから→http://mimutom.jp/

くまちゃん自身は、こんな立派なサイトを作ることができませんが、友人のまどちゃんが一手に引き受けてくれているとのこと。ありがたいね〜支えてもらってるね〜くまちゃん。

ご興味ある方は是非どうぞ♪